Philosophy

わたしたちの想い

産後のケアは、新しい生命を迎える喜びと同時に、母体の回復、新しい生活リズムへの適応といった様々な課題を伴います。
私たちは、その重要性を理解し、産後ケアを実践するためのノウハウを共有する場として『一般社団法人産後ケアラボ協会』を設立しました。

私たちの目指すものは、"子育ては一人ではなく、皆で行うもの"という理念を広め、新たな母親たちが安心して育児に取り組める社会の実現です。
産後ケアを堅苦しく考えずに、産後の方々へ何を与えられるのかをシンプルに研究するそんな協会であり続けたいと考えています。

当協会では、ビギナーズセッション2回+マスターズセッション10回の講座受講後に認定資格『コーラルケアリスト』を取得し、産後ママのお宅まで実際に訪問するプロのケアリストとしての活動が可能となります。
全員が必要とされるケアリストを目指して日々努力し続けたいと思います。

この資格は、産後ケアの専門知識と技術を身につけ、新しいママたちをサポートするためのものです。皆さまの経験と知識を活かし、産後のママたちとその家族がより良い生活を送れるよう、一緒に支援しませんか?
熱い想いと思いやりの気持ちをもって是非ご参加ください、心よりお待ち申し上げます。

一緒に、産後ケアの新たなゴールデンスタンダードを作り上げ、子育てを支える社会を実現しましょう。

産後ケアラボ協会
運営代表 助産師
黒須恵

産後ケアラボ協会 黒須恵先生

近年、母となる女性の生き方は多様化し、家事や育児、仕事を並立させたいと思う女性が増えてきました。それはひとりの人間として望む 「自分らしく充実した人生を生きる」ための礎となっているのではないでしょうか。しかし、「私にはできるのだろうか」と不安に思う人 も少なくありません。そんな時、産後に家事や育児を手伝ってもらえる環境が妊娠中から整っていたら、産後のお母さんたちはどんなに心が救われることでしょう。私たちはそんな環境をいつでも用意できるのです。

出産後の女性は「母親」へと移行していく大切なプロセスにありま す。また、赤ちゃんにとっても人間関係の土台を築く「愛着」を形成する重要な時期でもあります。そのような時期をお母さんが心身共に安定 し、心穏やかに過ごすことは、良好な母子関係や夫婦関係を築くだけで なく、お母さんがその後の人生を前向きに生きていくことに繋がっていきます。

そして、このような大切な時期に妊娠期から子育てへと共に歩んでいく人が身近にいるということは、安心感を与えるだけでなく、生まれてくる赤ちゃんの側にも健やかな成長を保障するものです。生まれてくる子どもは成長し、いずれは大人になっていきます。そして、育つ側から育てる側になっていくのです。その動的な成長を見据えた関わりが、産後ケアの視点には必要です。

私たちは子どもの健やかな成長を願いながら、産後の女性が親になっ ていく準備ができる機会を担えるよう、必要な知識と技術を身に付け、 質の高いお手伝いを提供していきます。 どうぞご協力と応援をよろしくお願い申し上げます。

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